リノベーション・家全体リフォームでは現在の暮らしだけでなく、セカンドライフを考慮したプランニングを立ててみましょう。
子どもが独立した後の夫婦二人だけの暮らし方を考えた間取りにしたり、バリアフリーにも対応しておくと高齢になった時に改めてリフォームする手間が省けます。
例えば移動式の間仕切りにしておけばいつでも間取り変更が可能なので、部屋を増やしたり間仕切りを取り除いてひとつの部屋にするなどライフスタイルに合わせやすいです。
収納にもなる間仕切りもありますので、将来間取り変更する可能性が高い場合は移動式の間仕切りにしておくと良いでしょう。
バリアフリーは高齢になった時のためだけでなく、住宅内の移動をしやすくなるので今からやっておいて損はありません。
手すりはいつでも設置できるので今必要なければ将来取り付ければ良いですが、段差を解消するにはリフォームが必要なのでリノベーション・家全体リフォームのついでにやっておいた方が効率が良いです。
階段の勾配が急な場合、高齢になるにつれてのぼるのがしんどくなりますし、転倒する危険性があるので勾配の改善もしておいた方が良いでしょう。
直線階段だと階段の上の方から転落したら大ケガしてしまう恐れがありますし、勾配が急になってしまいがちなので、できればU字階段にしておく方が安心です。
U字階段なら勾配を緩やかにできますし、万が一足を滑らせて転落しても踊り場がストッパーの役割を果たしてくれるのでケガを軽減できます。
リノベーション・家全体リフォームでは階段の勾配も見直し、安全でのぼりやすい階段にしておくことをオススメします。
階段の明かりが不十分だと足元が見えづらく、階段を踏み外してしまう恐れがあるため、足元にも照明を配置しておくとさらに安全性が高くなります。
リノベーション・家全体リフォームはこのようにセカンドライフのことも考え、現在の暮らしとのバランスを取りつつ、将来できるだけリフォームしなくていいようなプランを考えてみましょう。