“増築リフォームで住宅の収納性をアップする際、既存の収納家具だけでなく造作家具も考えてみましょう。
造作家具に対応してくれるリフォーム会社なら要望に応じた家具をつくってくれるので、既存の家具ではサイズが合わない場所にも収納家具を設置できます。
増築するだけでも生活スペースが増えますが、増築に伴って収納性もアップさせればさらに生活空間が広がります。
造作家具は使いづらいデッドスペースにも対応できるので、住宅内のスペースを無駄にせず収納スペースとして有効活用できます。
増築できる面積が限られている場合、床下収納や天井裏収納を活用するのもひとつの方法です。
床下や天井裏なら生活空間を狭めませんし、収納力がアップするので片付けやすくなります。
床下収納を設ける場合、段差があるとつまづいてしまうので、段差がないようにつくってもらいましょう。
キッチンスペースを広くするには、出窓の部分を増築するのもひとつのアイディアです。
少しのスペースに感じるかもしれませんが、出窓の部分が広がるだけでもキッチンスペースが広がり作業がしやすくなります。
調理器具などを置きやすくなるので、キッチンの作業スペースが広がり料理がしやすくなるため、ほんの少しの増築でも効果はあります。
出窓部分を広げれば、ワンサイズ大きなキッチンを設置できるかもしれませんので、キッチンリフォームも同時に考えてみましょう。
ベランダが2ヶ所以上あり、普段は使っていなかったり物置になっているなら増築した方が生活スペースとして有効活用できます。
陽当りのいいベランダを残しておき、採光性が低いベランダを部屋の一部にするとかなり部屋が広くなります。
増築は大規模なものでなくても、キッチンの出窓やベランダを増築箇所にするだけでも生活スペースが広がるので、住宅の中で有効に使用できていない箇所であったり無駄な箇所を増築に充てられないないかを考えてみましょう。