階段が狭く登りづらいと足を踏み外して転落してしまう恐れがあるので、安全のために階段 リフォームをしておきましょう。
奥行きは26~32センチ、高さは15~18センチぐらいが登りやすくなるので、それ以下の場合は奥行き・高さを登りやすいように調整してもらう方が良いでしょう。
勾配が急だと登りづらいので、25~35度ほどが適当です。
直線の階段から踊り場のあるU字の階段にした方が勾配がゆるやかになり、登りやすい階段になります。
踊り場があるともしも階段で足を踏み外しても踊り場で転落がストップできるという役目も果たしてくれます。
踏み面で足を滑らせてしまうこともあるので、踏み面には滑り止めを設置しておくと安全性が高まります。
室内でペットを飼っておられるご家庭は、ペットが階段で足を滑らせないためにも滑り止めを必ず設置しておきましょう。
人間だけでなくペットも階段で足を滑らせて転倒してしまうことがあるので、ペットの安全のためにも滑り止めの設置は必須です。
階段のバリアフリーには手すりの存在も不可欠です。
通常、階段は手すりが設置されているのでそのままでもよいのではと思ってしまいますが、手すりが握りやすいかどうかもチェックしておきたいポイントです。
もうひとつ階段リフォームにおけるバリアフリー化で忘れてはいけないのは照明の存在です。
天井から照明をあてるだけでは足元に充分な光が届かないので、足元にも照明を設置しておきましょう。
足元が見えやすくなるだけで安全性が全然違ってくるので、階段の照明が暗いなぁと感じられているなら足元の照明は必須です。
採光性を高めるには照明だけでなく、階段の壁にガラスブロックを設けるのもひとつのアイディアです。
小さなガラスブロックを復数設ければ採光性が高まりますし、デザイン性も高まります。
ただし、昼間はガラスブロックを通して光が差し込みますが、夜間は採光性が低下するのでやはり足元に照明を設置しておいた方が良いでしょう。