屋根は住宅の上部にあるので下から見えにくく、塗装や屋根材が剥がれていても気づくにくい箇所です。
雨風から住宅を守ってくれている屋根は住宅の中で最も重要な部位と言っても過言ではありません。
なかなか屋根にのぼることはないですし、無理にのぼると危ないのでリフォーム会社に点検をしてもらいましょう。
屋根の点検はだいたい5年ごとに行うのが目安で、点検してもらって塗装の剥がれなど問題がなければ良いですが、劣化がみられる場合はリフォームで修繕しておかないと雨漏りが起こってしまいます。
どこか一箇所でも屋根材が剥がれているとそこから雨漏りが起こり、天井材を腐食させてしまい、修繕費が多くなってしまうため、劣化箇所は早めの修繕が必要です。
天井にシミがあったり、天井のクロスが剥がれている場合は屋根が劣化しているサインなので、それらのサインがみられた時は早めにリフォーム会社に点検を依頼し、早めに修繕してもらいましょう。
屋根材の交換の目安は20年ぐらいですが、屋根材の種類や環境によって変わってきます。
屋根材によって耐久性が異なり、住宅に与える耐震性も違います。
昔から日本家屋によく使われる瓦は頑丈で耐久性に優れているため何十年と使うことができ、重さがあるため台風などの強風にも耐えられますが、その重さゆえに地震発生時は住宅の負担になり、耐震性の低い住宅は屋根の重さに耐え切れなくなってしまう場合があります。
耐久性を備えつつ軽量化された瓦が販売されていますので、屋根リフォームで屋根材を張り替える際は耐震性も考慮し、軽くて丈夫な屋根材を選びましょう。
屋根リフォームには足場代が必要となるので、足場代がいくらなのかを必ずチェックしておきましょう。
塗料代や屋根材代の影に隠れて足場代は見落としがちなので、見積もりで足場代に関する費用をチェックし、不明な点があればリフォーム会社に説明をしてもらい、納得してから依頼するようにしましょう。